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ASBESTOS
アスベストとは
アスベストとは、肺がんや石綿肺などの原因の一つとして指摘されている天然由来の有害物質。ここでは、アスベストの種類や見分け方などについて詳しくご紹介しています。
アスベストにも種類がある
石綿肺や肺がん、悪性中皮腫など、様々な健康被害の一因として指摘されているアスベスト。一般にアスベストと呼ばれるその物質は、厳密には複数の物質の総称です。労働安全衛生法などの法令の規制対象となるか否かを基準とすると、アスベストは次の6種類に分けられます。
- アクチノライト
- アモサイト(茶石綿)
- アンソフィライト
- クリソタイル(白石綿)
- クロシドライト(青石綿)
- トレモライト
いずれも天然に産出する繊維状ケイ酸塩鉱物で、これらの物質が建材内に0.1重量パーセントを超えて含有されている場合、その建材は法令の規制対象となります。
なおアスベストは天然に存在する物質であることから、特定の建材だけではなく、工業的に利用されている天然鉱物の中にも含有されている恐れがある点にも注意が必要です。
アスベストの見分け方
上述の通りアスベストには6種類があり、それぞれの特徴が異なることから、素人が容易にアスベストを見分けて特定することは難しいでしょう。
ただし、外見がアスベストに類似していて、なおかつ2005年以前に建てられた(リフォーム含む)建造物である場合、アスベストである可能性は否定できません。逆に言えば、いかにアスベストに似た外見であったとしても、2006年以降に建てられた建造物にはアスベストは含まれていません。
アスベストが含まれている恐れがあるもの
2005年以前に建てられた建物の中で、かつ次のような場所・設備では、耐火被覆材や仕上げ・下塗りの素材として、アスベストが含まれた建材が使用されている恐れがあります。
- 鉄骨造建造物
- 鉄骨の梁や柱
- 機械室
- 鉄筋コンクリート造建造物
- 駐車場の天井・壁
- 倉庫
- 車庫
- 金属板屋根の裏
なお国土交通省では、特定の建材の中にアスベストが含まれているかどうかを確認できるデータベースを公開しています。建材名や商品名、製造時のメーカー名、現在のメーカー名、型番・品番など何らかの手がかりがある場合には、以下のサイトで確認してみましょう。
素人が判断することは困難。専門業者に調査依頼を
アスベストには6種類があり、それぞれの特徴が異なります。一見、アスベストに似た外見の素材であっても、アスベストではないことが多々あるため、素人が見た目だけで判断することは難しいと考えてください。
特定の建物にアスベストが使われているかどうかが気になる方は、専門の業者に調査してもらうようおすすめします。
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